ボランティア覚書 夏(2018.7.20)


今、建設作業員の方々が不足しがちなので、

恐らく、不慣れな方のほうが被災地に行く事もあるのでは、

と思った事もあり、

一般人がボランティアに参加する想定で

思いつく範囲で、まとめてみた。


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〔自分がしてきた事 他人で気になった点 思い出した事 書き出し〕


●持ち物

・500ML飲用ペットボトル冷凍持参

・別の水用ペットボトル

・冷感スプレー(携帯用スプレーに詰め替えたり)

・速乾性手指消毒薬

・マスク

・手拭いは乾きやすいし濡らして首巻すると冷たい

・レジ袋数枚持参(自分用ゴミ、簡易防水袋用、等)

・ボディバッグに冷凍飲料入れて腋下

・or、外ポケ付防水小バッグ(水等邪魔。ぶら下げないそこらに置かない)

・1kg以上ならサブリュック(軽。すぐ使う物だけ厳選)

・現場用バッグはなるべく1つにする(重いと長丁場では体力消耗)

・宿泊荷物はコインロッカー

・公共機関を利用した帰路を想定し、帰り用の服も着替えに含め用意


●服装

・長袖長パンツ(オサレ邪魔。汚れる濡れる想定でダーク系)

・安全靴

・長靴なら、ふみぬき防止インソール追加

・キャップではみ出る、耳や首の後ろ辺りを何かで覆う

・帽子はしめつけすぎないもの

・しめつけがきつい衣類は避ける


●貴重品

・慣れない指輪は、指がむくむ事も考えて、外しておく

・装飾品は、なくした場合の迷惑を考え、作業前に貴重品入&自己管理

・財布はパンツポケインでなくサブバッグ(肌身離さない)


●スマホ

・防水スマホじゃないタイプはなるべく防水袋等で防水仕様に

・汚れた手で使った、埃が舞っている場所で使った、等の場合、

  食事時にも使うなら、都度直前に必ず丁寧に消毒

・こまめに消毒するのが面倒なら、そもそもあまり使わない


●その他自己管理

・トイレは我慢しすぎない(責任者に告げてから)

・食事時バッグ服スマホ等(感染源)なるべく触らない

・休憩時にきちんと休憩

・肩~腕を濡らして振り回す(気化熱利用。日焼けで体力消耗する想定)

・反射光も含め、太陽光が強すぎて裸眼は知らずに疲れる事も想定

・サングラスは厳禁(瞳孔が開き、余計目に悪い)

・それぞれその時にできる事を、できる範囲で、自発的にやる

・関係者が倒れたら迷惑かかる事もわかった上、無理し過ぎない

・泊まり(洗濯不可)の場合、汚れ衣類は使捨ビニール等で空気抜き密閉

  (消臭、他の持参物感染予防)

  (自宅で洗濯の際は袋に水を入れ洗濯機に移す)

・自宅に帰る前、靴の汚れはしっかり落とす

・現場でうまく対応しきれなかった報告は必ずその日のうちに責任者に。

  今後に生かしたい場合は、話し合ったり相談してみる。

・責任者へのアクション=「確認、連絡、報告

・自分自身の中でやるべき事=「PDCA


これは、根性論推奨が目的ではなく、

誰かがやむを得ずせざるを得なかった事があったから。

個人的な意見。

ボランティアが、

徐々に単位認定されるようになりはじめてから20年程経つらしいね。

でも、私の先輩達は、ボランティアで得た知識やスキルは、

必要な時出るけどいちいちひけらかさないし、履歴書に書かない。

今、30代以下の人より年上の人達は、

この点だけでも、簡単に見下されたり馬鹿にされる筋合いないんだよ。

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http://www.shirokawa.jp/column/kawatani_akiko/272/

冷房病で体温調節機能低下。

ハードな建設作業従事者以外で、

比較的屋内生活する事が多い方が、

日陰のない炎天下でいきなり1日過ごすと、

帽子をかぶっていても、日焼けで思った以上に体力消耗したり、

体温調節機能が環境に追い付かない人もいます。

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先日、ボラが被災当事者に、普段のノリで二次加害したTw見かけ、私見。

ここ10年で、被災地支援ボラは沢山の人が関わったと思うんだけど、

グリーフケア等の専門的なスキル、とかまで

ボラに、自腹で、メンタルケア学習させたり、自己判断、

丸投げしたままの行政って、

一体何の為に、全国民に納税させてるのかが、甚だ疑問でならない。


【何をしに自分はそこに行くのか】、の自覚

も、大事だが、

傷つけてからでは、遅い

と一刻も早く知る事。


グリーフケアの参考一例:

http://www.hemri21.jp/bunmeiseminar22/pdf/c1221.pdf

(2011年11月)

3P引用<プライマリーなこころのケア

2.おしつけがましくない態度で。

http://www.med.kobe-u.ac.jp/comed/pdf/handout/h270701_eme_forum_handout_murakami.pdf

(2015年7月)

9P引用<災害急性期の被災者へのこころのケア(3)

5)心の奥に立ち入りすぎない

・あまりにも大きなショックを受けた場合、

防衛反応として、何事もなかったかのように

冷静にふるまっている場合もありうる。

無理に感情表出を促そうとはしないように。

・下手な声かけよりも、黙ってそばにいるだけでいい場合もある

6)必要な場合は専門家につなげる

・解離症状があまりに強い時や、錯乱に近い混乱状態など、

自身の手にあまる場合は、

精神科医など専門家にコンサルトする必要がある。>

熊本地震ボランティア 被災者に寄り添う『グリーフケア』を知っておこう

(NAVERまとめ/2016年4月)

これはほんの一例。

テンプレートに、ここに載ってる事だけ気を遣うとか、

ここに載ってる言葉だけ使わないとか、

だけが全て正しいわけでもない。

あくまで、少なくともこれくらいは、程度。

接し方はケースバイケース。

自分はとても難しい事に接し関わる事を自覚しよう。


もし災害時に、ボランティア一般人が全員報道気取りだったら。

写真を撮るのが好きな貴方ではない被災者は、どう感じるだろうか。

ブロガーやチューバ―気取りの貴方ではない「被災者は」、

報道気取りな一般人の貴方を、どう感じるだろうか。

これ、少し考えてみて下さい。


専門知識がない、素人が自分で気を付けてできる事といえば、

・心に立ち入り過ぎない

・二次加害をできるだけしない

素人なら素人らしく、余計で半端な知ったかぶり対応しない事。

根拠不明の素人知識は、後に無自覚で専門家の手を煩わせる。

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経口補水液記事で、

https://www.asahi.com/articles/ASK7M6FMHK7MUTIL03P.html

思い出し。

https://www.muen-genen.com/html/page18.html

引用<厚労省=男性/8g女性/7g、WHO=5g未満>

体重、体調、性別、運動量、持病、生活習慣、等に加え、

経口補水液+食事=塩分摂取量/日、により

塩分適切量は人によって異なる為、経口水手作分量は、概算。

例えば普段、事務系仕事で、ラーメンやコンビニごはんや

味付けハッキリ濃い目な食事がすごく好み、な方は、

塩分は充分なので、経口水より麦茶を選択されるほうが無難。

麦茶って案外いいんですけど。好みがあるでしょうけど。

ポカリじゃないとヤダ!とかダメ!とかじゃなければ。

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その他の問題。

体力的にキツイ&汚れる想定になってない女子の件。

確かに、場合によっては別に体力仕事でない他の仕事も沢山ある事はある。

だが現場的には、圧倒的に、男だろうが女だろうが

体力勝負な仕事をできる範囲でいいから

やってくれる人が少しでも多くいた方が助かる、

そんな場所や時期やタイミング等、ケースに応じて事情が異なる事で、

相手側に確認せず押しかけるのは、考えもの。

そんな場所に、チャラいタウン服で、TPOも何も考えず、

危機感持たない普段着感覚女子関係者も、

別の男性スタッフの手を無自覚で煩わせてる点はどうかとは一部思うが、

火事場ハラが起こったら、後で何言われるか、も

加害側が加害行為をする前に、一旦よく考えてみてほしい。

ネガキャンしたい故意がある奴だけしかやらないんだよね、ハラ加害。

見つけた場合、加害者を止める事は大事。


一部ログ置場

2017年11月28日開始。 ひなたという人が色々考えてみた個人的な意見のログ置場(手動)。

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